皆さん、こんにちわ😃
もう後38日で今年も終わりです。
年末を迎える準備はお進みでしょうか?
今回は、年末を迎える前の一大イベント
大掃除
について書いていきますね。
大掃除は一度に終わらそうとすると、体力的な面や精神的にもしんどいですよね。
なので、その日に何処をするのか計画をしてからするのが良いですよ。
私は以前ハウスクリーニングの仕事をしていましたので、どこがどのくらいの時間がかかるのか下に公開しておきます。
- 換気扇=1~2時間
- お風呂=1.5~2時間
- トイレ=0.5時間
- エアコン=2~2.5時間
大体、このくらいで終わりますが汚れがひどかったりすると更に時間がかかりますのであくまでも目安にしておいてください。
また、これだけの事を書くとかなりの量になるので、何回かに分けて書いていきますね😃
今回は
換気扇
について書いていきますね。
大体の家庭にある換気扇は、プロペラ式かシロッコファン式のどちらかだと思いますが、あなたの家にある換気扇は、どちらのタイプですか?
プロペラ式
シロッコファン式
プロペラ式の掃除方法
特殊なタイプでない限り、全部外す事が可能なのはご存じでしょうか?
外す順番は
- カバーを外す
- プロペラの中心にあるネジを外す
- プロペラを外す
- モーターのコネクターを外す
- モーターが固定されているビスを外してモーターを外す
- 換気扇の上にある本体を押さえているネジを緩める
- 全体が動いてきたら、本体を外す
です。
3のプロペラを外すは、簡単に外れなければ無理に外さないで下さい。(破損の原因になります)
しかしこの方法は試して下さい。
外れない原因として、モーターの軸とプロペラの隙間に油汚れが入り接着剤みたいにくっついている事が多いので、ドライヤー等で温めて外れないかを試して下さい。
カバーを外すと本体を押さえているネジが見えていたら、緩めて本体を外す事が出来ますよ😃
この後、皆さんはプロペラをゴシゴシ洗っていませんか?
実はそこで時間のロスが発生していますよ‼
私は、外したプロペラやモーター以外の部品は薬剤を溶かしたお湯(約60℃)を入れた容器に浸けています。
全部を浸けていますので、プロペラを洗っているときでも他の部品は汚れが浮き上がり取れやすくなりますよ。
また、使う薬剤ですが市販の物でも落ちますが、油汚れは酸性の物が多いのでアルカリ性の薬剤を使うと更に落ちやすくなりますよ。
ただし、あまり薬剤をつけすぎると換気扇にされている塗装まで落としてしまうので注意が必要です。
また、油汚れがひどかったりすると塗装が剥がれる可能性が高いので気を付けてくださいね(と言っても気のつけようがないのですが😭)
皆さんが、掃除をするとしたらプロペラとカバー位ではないでしょうか?
その奥にあるヒモを引くと開く箇所も洗っていますか?
長年洗っていなかったら、油汚れの重さで開かなかったりしますよ。(ここが開かないと排気がされないのでせっかく掃除しても直ぐに汚れますよ。)
もし浸けていても汚れが酷い場合は、ケレンを使って削り落とした方が効率的です。
シロッコファンの掃除方法
皆さんは、このタイプの換気扇でしたらどのくらいまで掃除されますか?
多くの方は、『全体を拭いて、中の網を洗う』位ではないでしょうか?
それでは、全体の30%位しか綺麗になっていませんよ。
せっかく大掃除で綺麗にするなら、100%に近づきたいですよね。
このタイプの換気扇は、手前のカバーは簡単に外れますので外してから掃除するとかなりの時間短縮になります。
カバーの外し方
- カバー裏の右上にあるコネクターを外す(ここを外す時はゴム手袋を使ってください、電気が流れている箇所ですので万が一漏電していても、安全に外す事が出来ます。また、よく線を引っ張って外す方がいますが絶対にコネクターを持って外してください。線を引っ張ってコネクターから線が外れたらもう換気扇が使い物にならなくなります。)
- カバーと本体を押さえている部品を外す
- カバー本体を手前に引いて上に持ち上げる
以上でカバーが外れますよ😃
外したカバーな関しては水拭きの後空拭きをすると綺麗になります
網ですが、殆んどが1枚物ですが中には2枚交互に重なっているものもありますので、網を外したら枚数を確認してください。
2枚物の網の外し方
- 網の下にあるつまみを外す
- 裏側にマイナスドライバーを差し込み軽くこねて外す
これで外れますよ😃
ここまでで、大体50%位です
残りの50%はどこかと言うと、カバーを外したらカタツムリが上を向いている様な形の物があり(業界ではドラムと呼んでいます)その中にメインのシロッコファンがあります。
そのドラムとシロッコファンを掃除して90%位です。
シロッコファンの外し方
- ファンの前にあるカバーのネジを外しカバーを外す
- ファンの中心にあるネジを外す(逆ネジになっているので間違えないで下さい。)
- ファンを引き抜く(ここはプロペラ式の外し方3と同じ事に注意が必要ですよ)
洗い方ですが、プロペラ同様浸け置きをオススメします。
ここで最大の注意点
ファンを取り付ける時にモーターの軸の形状を確認してください。
多くは
- 軸の手前が半月状になっている
- 軸の奥側に棒がある
ですので
半月状の場合はファンの中心にボルトがありますので平坦な箇所にボルトが入る様はめてください。
奥側に棒がある場合は、ファンの中心の裏側に窪みがありますので窪みに棒が入る様はめてください。
ここを適当にすると、高い確率で破損します。
ドラムの掃除方法
ドラムも外す事が出来ますが、モーターも一緒に外れるのでそのまま掃除することをオススメします。
長年、洗っていない場合はケレンなどで下に溜まっている油をとってからの方がいいですよ。
- モーターにかからないよう養生をします
- 霧吹きに薬剤を溶かした液体を入れて全体に散布します。
- 5~10分位したら内側を金たわしで軽く擦ります。(強くしたら中が傷だらけになりますよ。)
- 全体を擦ったら雑巾で拭き取る
この繰り返しで綺麗になります。
まとめ
この方法で行うと、要領のいい人でしたら1.5~2時間程で終わります。
これからも使うと換気扇ですから今年の大掃除は徹底的にしてみるのもいいですよ。
本文には、アルカリ性の薬品がいいとしか書いていませんが具体的には『重曹』『セスキ炭酸ソーダ』を使うといいですよ。